あまりにも短い生涯…

3/22。7人兄妹で産まれました。
産まれた時は2番目に大きな子で、ミルクも上手に飲んで小さいながらもスクスク育っていたのに…

4/19 22:00頃
翔平(強くて大きな男の子になるように)お空に帰って行きました。
可愛くて頑張り屋さんの翔平
まだまだ一緒にいたかったのに

6人兄妹になりましたが、翔平の分も兄妹たちは頑張ります。
小さな小さな翔平、忘れないよ
またね👋

周りの人々が手を尽くしましたが、力至らずでした。
生まれてから1ヶ月、翔平は本当に頑張りました。
白猫さんに見えるけれども、耳は茶色、尻尾はチャトラ、そんな特徴まで出始めた頃でした。


多頭飼育崩壊の現場は猫にとって過酷で悲惨です。

多頭飼育のおうちと、多頭飼育”崩壊”の現場の明確な違いは「猫のトイレがあるかどうか」だと言われています。
多頭飼育”崩壊”の場合は猫用のトイレがないので、糞尿が床や布団などの布の上で垂れ流し状態で、家の中に入ることがためらわれるほどの匂いが充満しています。
また、避妊去勢をしていないため、メス猫は発情期をむかえたオス猫にかわるがわる襲われ、今回のように7匹も妊娠することもあります。(猫は1回の出産で平均3~5匹と言われています)

多頭飼育崩壊を防ぐには、きちんと避妊去勢手術をすること。この一点がとても重要です。

ボランティアさんの人数にも限りがあり、どこのおうちも今いる猫ちゃんたちのお世話で手一杯の状況です。
鳴き声がする犬と違い、猫の多頭飼育崩壊は発見が遅れることが多いと言われています。また、環境省の調査によれば、多頭飼育崩壊になりやすいのは、女性が約6割、60代以上の高齢世代が過半数を占めています。
多頭飼い問題を避けるためには、飼い主が自身の能力や状況を考慮し、責任を持って猫の飼育を行うことが重要です。

また、多頭飼育崩壊から救出した猫ちゃんたちはどの子も排泄物の臭いが染みついており、かなりの悪臭です。
普通の動物用シャンプーでは何度洗っても臭いが取れず、猫にもボランティアさんにも大きく負担がかかり、また里親を探すことにも影響します。

多頭飼育”崩壊”にまで至った場合、もう飼い主個人の力では抜け出せません。
飼い主には愛情があったとしても不衛生な環境に閉じ込めていることは(法的には)虐待とみなされても仕方がないのです。

不妊手術の大切さを今一度、考えて頂けると有難いと思います。