【活動報告】TNRの記録 7/16

こんなにかわいい女の子。お外の野良猫さんで、頑張って3つ子の子育て中のママでした。
カラスに襲われていたのを、近隣住民の方が発見。

TNRのために捕獲したところ…さらにまた5匹を妊娠中だった上、熱中症になっていました。

熱中症の点滴を受けて病院から戻ってきても、ママは一晩中子どもたちを探して鳴いていました。

ママが探していた子猫たちは、保護へ。
預かりボランティア様のもとで、らいむ・れもん・ゆずと命名。
ゆずちゃんは最後の最後まで守ってもらってたし、らいむ君は、ママっ子でした。
いいママでした。
そんな子から子猫を引き離すだけでもきついのに…

熱中症のママが妊娠中だった子供達は、堕胎せざるを得ませんでした。
ママ猫のそばには、実はパパもいました。そして夫婦2人を、リリースしました。

子猫は保護できても、両親まで保護することは小さなチームの力ではできず。
お外で頑張ってきたママから子供を奪い、リリース。本当にこの時期はつらいです。

TNR活動を、酷いと思われる方もおられるかもしれません。でも、堕胎をしないといけない状況、猫が熱中症で苦しむ状況、作ったのは、誰でしょう。

捕獲予定の子猫がいなくなったり、4匹か3匹になったり…いなくなったり…
この時期は、時間勝負です。
これまで、悔しい思いをたくさんしてきました。後、1時間頑張れば救えた命があったのに…って。
あと少しで保護できなかった子が、最後、走り去るお尻は今でも忘れられない。
1匹でも救いたい一心で、TNRと保護を続けています。